
鎌倉大仏と長谷寺をめぐる鎌倉西コース SEA006 10893円/人(4人参加の場合)
- アウトドア
- 健康・美・癒し
- ロマンティック
- 観光
- 現地の人との交流
- 斬新で奇抜
- 食べ物
- 伝統文化
現在の閲覧者数
18
Tours and Activities
- 1 Person$200.11
- 2 Person$264.67
- 3 Person$329.22
- 4 Person$393.78
ツアーなどの価格について
古都鎌倉は、小高い丘陵と長い砂浜に囲まれた日本で最も美しい都市の一つです。また、禅や茶道などの伝統文化と、おしゃれなカフェやスウィーツなど新しい文化が調和した街でもあります。点在する史跡を訪ね、ナショナルトラストなどで守られてきた美しい街なみを、地域に精通した観光ガイドの案内で歩いてみませんか。
<旅程>
鎌倉駅西口 → 江ノ電 長谷駅 → 高徳院大仏 → 長谷寺 → 鎌倉駅
◆高徳院・大仏
高徳院の境内に入ると、山を背に大仏様は圧倒的な迫力で私たちに迫ってくる。初めて訪れる人々はあまりの唐突さに驚く。それもお堂に入っておられるのではなく、大きなお姿が突然目に飛び込んでくるのであるから、思わず「おおー」と感嘆の声をあげてしまう。しかし、お顔はとても穏やかでやさしく、しかもハンサムだ。有名な女流歌人も「美男におわす」と親しみを込めて歌った。
建造は、13世紀という。当時、これほどまでの大きさの仏像を鋳造する技術があったことに驚くとともに、日本人の匠の技術に誇りを感じる。この一大事業は民衆の寄付によって成し遂げられた。阿弥陀如来である大仏さまは人々を極楽浄土に導いてくださるといわれていて、人々の信仰を集め愛され続けている。500年もの間、風雨にさらされながら鎌倉の街を見守り続けてきたこの大仏さまは、鎌倉の仏像の中で唯一国宝に指定されている。
◆高徳院から長谷寺へ通りを歩く
高徳院から長谷駅へ通じるバス通りを歩くと、つい足を止めたくなる店がある。赤や黄色、青といった鮮やかな色が目に入った。伝統の千代紙専門店だ。建物にも歴史が感じられる。中には所狭しと、千代紙が並んでいる。さまざまな大きさ、便せん、封筒、どれもほしくなるものばかり。天井には太い梁がむき出しである。古民家を改造したものだそうだ。歴史ある鎌倉の町並みにしっくりとなじんでいる。その隣は、ネコの専門店。といっても招き猫やネコの置物の店。素材も大きさも色もとりどり。思わず手に取ってみたくなる。
その店の脇の路地を歩いてみる。観光客は余り歩かない生活感のあふれる道。家々の軒先には花が植えられていたり、生け垣の緑が続いている。庶民的な風情のある道である。
由比ガ浜通りに出る角に、入り口のガラスいっぱいにおもしろい張り紙。よく見ると「コロッケ」の文字が。いいにおいにつられ、思わず店内へ。揚げる前のコロッケがガラスケースに並んでいる。迷ったら「コロッケ三兄弟!」と書いてあるのを見つけ、それを注文。揚がるまでの間周囲を見ると、壁にはタレントの写真。有名なお店らしい。熱々のコロッケをふうふう言いながらほおばった。ちょっと変わっているがなかなかの味。
◆長谷寺
山門の赤い提灯に目をひかれながら入口を入ると、みずみずしい一面の緑が私の目をとらえた。この山全体が庭なのかと思われるような美しい庭園が広がる。池を両側に見て階段を上ると、無数の小さなお地蔵様が並んでいる。お地蔵様の一体一体に奉納した人々の願いがこめられているに違いない。お地蔵様は天から地獄まで人々や動物までもお救いくださるありがたい仏様なのだ。
さらに上ると、境内が広がり、重厚な建物を中心にいくつかのお堂が現れた。その一番大きく立派な建物に入ってみると、金色に輝く十一面観音菩薩様が見下ろしていらっしゃる。高さ9メートルを超え、木造仏の中では日本で最大級のものである。お堂を出るとあっと声を上げた。青い海が目の前に広がっている。見晴台に立つと、湾曲した砂浜の先には三浦半島が浮かんでいる。手前は鎌倉の街。高いビルは見られない。古都の景観を保持するためだ。日本で初めてナショナルトラスト運動が起こったところで、緑も守られている。
<料金に含まれる内容>
通訳案内士のガイド料、拝観料・入場料、ツアー中の交通費(JR、地下鉄等公共交通機関を利用、公共交通機関でなく、ハイヤーやタクシーをご希望の方は、別途、実費をお支払いいただきます。)